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ANAL CUNT 「You're gonna need someone on your side 」

ANAL CUNTである。

これはハードコア、パンクバンドらによるTHE SMITHSトリビュート盤収録の1曲。
だがこの曲はモリッシーがソロでやってるやつのカバー。
大多数のTHE SMITHS~モリッシーのファンからすると
只の悪ふざけ、冒涜だと感じるかもしれないが……


本人歌唱のものと聴き比べてみてもどうだろうか?

原曲が持つ孤独感、切羽詰まった感じを別の角度から上手く捉えていると思いませんか?
ただ単にそういう企画の話しが来たので適当にカバーした、という風には全く聴こえない。
この 「You're gonna need someone on your side 」という曲の
You とは誰かに「俺という味方がついているから安心しな」と
エールを送っているということではなく、
辛く苦しい状況に置かれた人が、頼れる人も無く
歌詞にあるような言葉で独り自らを励ましている。
という You ではないだろうか。
原曲のどこか独り言のような感じが
殺伐とした演奏とボーカルによって
所謂ところの「でも、やるんだよ!」という己に対する絶叫となっている名カバーだと思う。

モリッシーとセス、皮肉屋で繊細である点では両者に近いものを感じる。
もちろん、二人とも会った事などないので、それぞれの作品などから受けた勝手な印象だが。
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